ベンチャーリパブリック
企業のeMarketing支援を目的に購買支援型のバーティカルポータル連合を構築
三菱商事、ウィットジャパン・インベストメントが4億円の出資
eMarketing支援事業を営む株式会社ベンチャーリパブリック(Venture Republic Inc.:以下 ベンチャーリパブリック代表取締役社長:柴田啓、
本社:東京都港区、URL:www.v-republic.co.jp)
は、三菱商事株式会社(以下 三菱商事、代表取締役社長:佐々木幹夫、本社:東京都千代田区)、
ウィットジャパン・インベストメント株式会社(WIT Japan Investment Inc.:以下 ウィット・ジャパン、
代表取締役社長:宮島正敬、本社:東京都港区)より総額4億円の出資を受け、特定の分野に特化し、商品、価格、サービス内容の評価、
比較等の情報を提供し消費者に対する購買支援を行う、いわゆる「購買支援型バーティカルポータル」の連合を構築していきます。
ベンチャーリパブリックはPC(IT関連)、旅行といった特定の分野にて、消費者に対し購買支援機能を提供するポータルサイトを運営する複数の
ベンチャー企業との間で資本・業務提携を進め、各サイトの主要ステークホールダーとして購買支援型バーティカルポータルの連合を構築します。
消費者は、これらの個別サイトへアクセスする事により、特定の分野における商品やサービスについての専門的な評価、比較、価格情報といった、
実際の購買に必要な様々な情報にアクセスすることができ、複数の商品やサービス、販売店の中から最適な選択肢を選び購入できるようになります。
又、販売会社、メーカー等の企業は、これらの購買支援型バーティカルポータルを使う事により、費用対効果の高い、
より効率的なマーケティングチャンネルを得る事ができます。ベンチャーリパブリックでは、提携先各サイトの事業開発を促すべく、
経営戦略面、技術面、マーケティング面等での支援を行い、インキュベーターとしての役割も担っていきます。
又、eMarketing 支援カンパニーとして、提携先サイトに集まるデータベース等を利用した企業向け(B2B2C)
マーケティングサポート事業を立ち上げる予定です。
B向けeMarketing支援サービスの推進
Web上における顧客のロイヤリティーは非常に低く、Eコマースサイトにおける顧客の離反率は60%ともいわれている。
インターネットは市場における新しい可能性をもたらすと同時に、企業のマーケティングをより複雑かつ効率的なものに変えてきている。
ベンチャーリパブリックでは、購買支援型バーティカルポータルを用いて、企業に対し費用対効果の高い、
より効率的なマーケティングチャンネルを提供していくと同時に、各バーティカルポータルに集積する、分野毎におけるSavvyな
(色の濃い)ユーザーをベースに、質の高いマーケティングリサーチ事業等を展開していくことにより、販売店、
メーカーといったB向けeMarketing支援サービスを推進していく。
バーティカルポータル 〜 分野への特化
米国ではYahoo、Excite等に代表される総合型ポータルサイトに対し、ある特定の商品やサービスに特化した「バーティカル ポータル
(Vertical Portal)」と呼ばれるB2Cの分野特化型情報提供サイトが複数存在しており、専門性や情報の充実度を売りに発展を遂げている。
日本でもこの傾向はますます顕著になってくると思われ、今後は「広く浅く」から「狭く深く」
情報を発信していくポータルサイトが台頭していくと見られる。
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